沖縄のタクシーは、手を上げなくても止まってくれる。沖縄本島のバスは停留所で待っていても、手を上げないと止まらない。これは常識だ。だが、内地から来た人にとっては不思議らしい。内地の常識とは逆だからだ。それならば、ということで、沖縄におけるタクシーとバスの乗車の法則、というものを調べてみた。「タクシー編」沖縄県タクシー協会によると、「タクシーは基本的に利用者が手を上げて意思表示をしたときに停車することになっている」という。基本法則は内地と同じだ。ただ、意思表示のストライクゾーンはめちゃくちゃ広く、「必ずしも利用者の意思表示は手でなくてもかまわない」らしい。道路に立っている人に、少しでも「タクシーに乗ろうかな」という気配があったり、目が合ったりしたら以心伝心とばかりに停車する場合もある。バス停に立っている人も、はなっから対象外と思ってはいけない。まずは軽くクラクションで「乗らない?」と合図してみる。バスがなかなかこないときは「ラッキー!」とばかりに沖縄の人は乗車するので、やってみる価値はある。こうしたタクシー側の積極的な利用者獲得姿勢は、タクシーの過当競争の激しさに影響されたものなのである。とはいえ、利用する気のない人にとっては、タクシーからの積極的なモーションはけっこううざったいもの。だが、乗る意思がないときやお金がないときは、無視するか「乗らない」と手で合図すればいい。タクシーは引き際もわきまえているので、あっさりあきらめてくれる。頭をかいたり、不意に手を上げてタクシーが止まってしまったりしても、「違う、違う」と手で合図を送れば大丈夫だ。それでもしつこい場合は「沖縄県タクシー協会に連絡ください」とのこと。
「ムーンライトえちご」京都以西から「ムーンライトえちご」をめざす場合、「ムーンライト九州」「ムーンライト高知」「ムーンライト松山」「ムーンライト山陽」「ムーンライト八重垣」のいずれかに乗れば、朝方に京都に到着する。その後、京都8時58分発の新快速3328Mに乗車。乗車日が平日なら、米原から228F、大垣から快速2340F、豊橋から948Fと乗り継ぎ、浜松から先は790M〜366Mとつないで、22時40分に東京へ到着する。東京へ22時40分に到着したら、中央線快速で新宿へ向かい、23時09分発の「ムフンライトえちご」へ乗り込む。何もサポート列車を乗り継がなくても、上り「ムーンライトながら」で上京する手もあるのでは、と思われるだろう。しかし、発着時刻を確かめると、大垣発は23時08分、東京着は明け方の4時42分着なので、「ムーンライトえちご」への乗り継ぎルートとするには、現実的に無理がある。まあ、早朝から深夜までの間、京都市内と東京近辺で観光でもするのなら話は別だが。
「じゃあいくら?」。向こうは聞いてくる。電卓が出てくるかもしれない。そこで、品物を手にとって裏返したり縫い目を確認したりして、じっくり検分。本気で買いたいと思ったら、落としどころを予想しないといけないのだ。ここからは真剣勝負となる。「じゃあいくら?」。テキの電卓に、おもむろに半額を打ち込んでみよう。その品物の損壊が激しい場合は、もっと安くてもいい。相手は再び気絶しそうになる。あきれたように首をふられたら、「じゃ、いいや」と店をあとにしてみよう。あなたが本気であれば、必ずや相手はあなたを追ってくるはず。追ってこない場合、それはあなたの値付けが間違っていて、相手は「遊ばれたのね、アタシ」という気分になってしまったからだ。本当に欲しいものなら、日を改めて一切を忘れたような顔をして再チャレンジしにこよう。