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転職の意思を固める

もし、どうしても会社の評価に不満なときは、自分がいったい世間ではいくらで売れるのかをテストしてみるのが近道だ。このテストはむずかしいものではない。土地の評価額を知ろうと思ったら、ふつう、不動産屋に聞けばわかるが、それと同じで、自分の評価額が知りたかったら、求人募集に応じて、評価してもらうことだ。この場合はもちろん、会社を辞めることや、転職の意思を固めるといったこととも関係なく応募書類を出して、その会社の面接に行ってみる。うまく面接が通って「あなたを採用しましょう」ということになると、次にはかならず給与が提示される。「あなたは、いま三十歳だから、うちの会社としては年収四〇〇万でどうですか」という具体的な数字が示されるはずである。同じようなことを二、三社やってみれば、自分の客観的な評価、つまり自分のいまの値段はいくらくらいだということがわかってくる。また、民間の人材銀行や職業紹介機関を利用してもいい。登録カードにできるだけ誤りない自己判定を記入すれば、「年収三八〇万の求人ですがどうですか」と向こうでそのカードに見合った給与を提示してくれる。これらの方法は、一般的にいってあまりほめられるものではないが、この結果、他の会社の相場が明らかによければ、転職に迷うことはない。

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