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ブランド通販の始め方

私がたどり着いた「スタイル」なんてはなはだおこがましい。そうあらためて思った。憧れてやまないジャッキー(ジャクリーヌ・ケネディ・オナシス)の、文字どおり『ジャッキー・スタイル』という写真集を何度も何度も繰りながら痛いほどそう思った。自分のスタイルを持てるなんて、多分自分が思うことではなくて、他人がそう思ってくれることなのだ。それは私なんぞには百年早く、身分不相応ってなもんだ。私の年齢では、「何が好きか」そして「何が嫌いか」、もしくは「何が一番心地よいか」「よくないか」がせいぜいである。それがいつしかその人間の生き様と重なり合い、不可分のものとなって、シャツ一枚、サングラスひとつ、お財布やキーホルダーに至る細部までもが「その人だけのスタイル」となって周囲の記憶になるのだろう。だからどんなスタイルもその人だけの生き方の究極の映し鏡になるはずだ。でも、人間って「三つ子の魂百まで」とはよく言ったもので、小さい頃から「どうしてもこれは好き」と思いこんだものは、やっぱり根強く「好き」であり続ける。それがどういうきっかけで台頭したのかは忘れても、なぜたか大きくなってもしつこく「好き」だという気持ちだけは変わらない。